1. 民主主義って何?
学校で「話し合い」をすることがありますよね。
たとえば、学級会で行事の内容を決めたり、クラスのルールを考えたりすること。
これは、私たちが民主主義の仕組みを学び、実践している一つの例です。
「民主主義(デモクラシー)」とは、みんなで話し合い、意見を出し合って決める政治の仕組みです。
日本をはじめ、多くの国がこの仕組みを採用しています。
2. 民主主義の歴史
昔の社会では、王様や貴族だけが政治を行っていました。
しかし、「すべての人に政治に参加する権利がある」という考えが広まり、多くの国で民主主義が発展してきました。
- 古代ギリシャの直接民主制:市民が集まって決める(ただし、一部の人だけが参加)
- 近代の民主主義:選挙によって代表者を選ぶ(間接民主制)
日本では、1947年に「日本国憲法」が施行され、国民の意見が政治に反映される仕組みが整えられました。
3. 私たちの暮らしと政治
「政治」と聞くと、国会や法律のことを思い浮かべるかもしれませんが、実は私たちの身近なところにも関係しています。
- 選挙:18歳から投票できる。誰を選ぶかで社会が変わる。
- 法律:みんなが安心して生活できるようにルールが作られる。
- 税金:学校や道路を作るために、みんなでお金を出し合う。
4. まとめ
民主主義は、みんなの意見を反映しながら社会をよくするための仕組みです。私たち一人ひとりが関わることで、よりよい社会を作ることができます。まずは、ニュースを見たり、社会の問題について考えたりすることから始めてみましょう!
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